【若手教員の結婚】結婚したら職場での扱いが変わった話
2年次(23歳)で結婚
私は2年次の時に結婚しました。
今年で結婚2年目になります。
大学卒業と同時に同棲を始めたマンションでそのまま住んでいます。
子どもはいないので、正直苗字が変わったくらいしか私生活での変化はないのですが、
職場では「結婚」という出来事をきっかけに大きな変化があったので、そのことを記事にしていきたいと思います。
結婚して変わったこと3つ
1:異動で配慮してもらえる
結婚した教員は異動の希望が通りやすいと思います。
私自身も、結婚当初は家から遠い教育困難校に勤務していたのですが、結婚した翌年には近所の比較的落ち着いている残業少なめの学校に異動になりました。
私の知り合いの教員夫婦は、籍を入れた当初は二人が離れた市町村で勤務していたため別居婚だったものの、その翌年には一緒に住めるような距離に二人で異動になりました。
ただ、結婚が異動のきっかけになるのは確かですが、結婚しているからと言ってなんでも叶えてもらえるわけではありません。
私知り合い(男性)で、既婚者で子どももいるのに、家からはとても通えないような学校に転勤になった先生もいます。
男性と女性とでも違うのかもしれませんね。
少なくとも私は、希望通りの異動になりました。
※もちろん校長先生への相談は必須です。
2:ボランティア勤務が減少
独身の頃は、
「〇〇の応援・引率はぽんさんで!」
「朝練習ぽんさんよろしく!」
「ぽんさん、早く学校に来てライン引いといてね!」
こんなことが日常茶飯事でした。
めんどくさいことって全部若い先生に頼む空気がありますよね。
めんどくさいな〜と思いつつやったり(やらなかったり…)していたのですが、
結婚してからは、そもそも頼まれなくなりました。
特に早出は配慮されていると感じますね。
正直、夫とは結婚前から一緒に住んでいたので生活は何も変わっていないのに…という気持ちもあります。
籍を入れたことによって、「雑務を頼める若い先生」というまとまりから外されたような感覚があります。
嬉しいような、ターゲットが変わっただけなような複雑な気持ちです。
3:飲み会に出なくても怒られない
独身の頃、飲み会に不参加を表明すると
「若いのになんで来ないの?私の頃は、こういう場には毎回出席しなさいって先輩から教えられたよ。」
と嫌味を言われたこともありました。
でも、結婚してからは一切言われたことはありません。
未婚・既婚に関わらず働きやすくなって欲しい
書いてみると、
「いや、結婚してないと保障されないのおかしくない!?」
と思うことばかりでした。
特に20代の若者に対しての扱いは、既婚者と未婚者では大きく違います。
独身の先生(特に男)にばかりめんどくさい仕事がふられているような気がします。
私自身も、結婚してから「一人前」として扱われているような気がします。(「次は子どもだね!」というプレッシャーがもれなくかけられますが)
古い価値観だと思いますが、残念ながらそのように考えている人も少なくありません。
結婚しているしていないに関わらず、みんなが働きやすい環境になることが一番ですが、とりあえず結婚してからの方が働きやすくなったという個人の意見でした。